先行する閑野選手に野方選手がトラックで追いつき、追い越すもラスト100mで閑野選手が再逆転と、息詰まるレースだったようです。
閑野選手2時間45分8秒(ネット45分2秒)、野方選手2時間45分9秒(ネット45分00秒)。
ネットタイム比較はグロスタイムとは逆転する、真のライバル、盟友の二人です。
これからもよきライバルとして頑張って下さい。
◆閑野選手コメント
防府の振り返りです。
グロスで2:45:8 ネット2:45:2 数秒ですがPBは更新できました。
昨年より前半抑えめで入ったつもりでしたが、やはり後半の余力が足りませんでした。
失速の度合いは昨年より抑えられましたが、後半ペースアップ出来、グロスでは2:45:00だった野方さんに惜敗です。
東京に向けてまた練習お願いします!
◆野方選手コメント
今年度のフルマラソンは、大阪、福知山、防府、東京、徳島の5つ、昨年度は11月にフル3つ、ハーフ1つ走るなどオーバーレースとなった反省から、フルは2つ減らしています。
今年度最初のフル、大阪マラソンで、2年9か月ぶり自己ベストを更新、その後、福知山で失速し、滋賀記録会5000mでスタート直後に転倒して2日走れなくなるダメージを受け、一方で、守山ハーフで2ndベストを出すなど、調子が良いのか悪いのか分からない状態が続いていました。
防府3日前の練習で疲労の存在に気づき、うまく調整ができなかったと心も体もよくない状況でした。そんな中、「今年を締め括る走りを、35kmからの踏ん張りを」と励ましの言葉をもらい、自己新の大阪マラソンと同じペースで行けるところまで行く作戦でスタートしました。
タスク重要 30kmの折り返しの前で、反対側を先に走る閑野さんを目にし(この時は50秒差)、残り12kmは差を広げないよう身体をペースアップさせ、39kmで遠くに後姿を発見してからは、気持ちをペースアップさせて、その甲斐あってペースを落とすことなくゴールの競技場に入り、ラスト直線、ゴ
ール前50mで閑野さんに追いつき追い越し、最後は抜かれて、1秒差でフィニッシュ。自己ベストを34秒縮める、自己新となりました。、マスターズの練習で培われた走力からの気持ちの持ちよう、仲間の存在と応援激励を心より感謝し、ありがたく感じた防府マラソンでした。
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